2011年12月31日土曜日

【韓国語授業イメージ】〔2011年夏季〕第2回プログラム(撮影:2011.8.9)

正面(左)男子宿舎・(右)女子宿舎
宿舎左側に大学図書館

出前の朝食を済ませ、宿舎1階のロビーに集合。
一人でもいなければ、移動しません。全員集合まで待ちます。

IESAstaffは各担当する組の出欠を取り、
スタッフ・リーダーが最終確認、ソウル教育大学staffと教室へ案内

授業は大学本部棟2階の研修室を利用





韓国語は、ソウル教育大学国語教育院の専任の先生が担当



ソウル教育大学の学食

元々、夏休みには営業しません。が、日本留学団のために限定営業。
食堂側も、いろいろと大変だったようです。



簡単な飲料水(ジュース)、インスタントコーヒー、お菓子を各教室と休憩室に用意し、
授業の合間に自由に利用できます。写真は、休憩室のインスタントコーヒー。

韓国人気ブランドの三養ラーメン(カップ麺)

【JAI・ソウル教育大学連携短期留学プログラムの趣旨・奨学制度】



《2011年夏季ソウル教育大学IESAstaff研修会》
国際ボランティア学生機構IESA研修
国際プログラムの企画・運営、参加者安全管理、広報ブログの制作・運営等々・・

JAI・IESA、ソウル教育大学が共同企画してソウル教育大学が主催するこのプログラムは、大学1年のときから卒業までの学校の休みを利用して集中的に韓国語・韓国文化を学ぶことを想定しています。

大学1年の夏休みから就職活動が本格的に始まる3年生の秋まで、JAI・IESA留学プログラムには単純計算で6回以上の参加ができるようになっています。例えば、毎年2月・8月・9月に行われる共同企画の別の国や大学のプログラムに連続して参加すれば、10回以上の参加もできるわけです。

短期間の集中授業・自己管理下での学習であるため、1年の長期留学よりも、ある意味、遥かに効率のよい学習方法になります。いろんな国、地域の名門大学の責任下で、大学教員が徹底した安全管理・学習指導を行い、また2回目以上の参加者が企画・運営スタッフになって学ぶプログラムは、今後、日本を含むアジア地域の大学が目指す「模範モデル」になると確信しています。

このシステムの有効性を国際社会に広く知らせるため、2回以上の参加者のIESAstaffには、各種の学習奨励費を補助し、国際ボランティア活動の内容に応じて様々な活動費を支援しています。今まで、優秀IESA staffの中には、国際連携大学であるソウル教育大学や国立公州大学から、「国際功労賞」及び奨学金の表彰者も数人出ています。韓国の国立大学の国際功労賞は、誰でも受賞できるものではありません。今まで、過労で救急搬送される人が続出する厳しいカリキュラムの中での運営スタッフとしての受賞ですから、誇りを持ってもいいと思います。

新しいアジア教育の歴史を、この国際連携短期留学プログラムを発端にしてみんなの力で築き上げたい、それがJAI・IESA、ソウル教育大学(韓国)、国立公州大学(韓国)、京仁教育大学(韓国)、湖南師範大学(中国)が目指すところであります。

東日本大震災や世界的な経済不況の中で、今、日本の学生は大変厳しい状況に置かれています。海外留学への国や社会、大学の支援が皆無に近い現実から逃れず、短い期間でも自分の力で留学に積極的に出向いて自己の能力を高め、真剣に「国際社会」を学んでいただきたいです。

最近、就活が厳しいと言われていますが、「内定」をもらうかもらわないかの以前の問題として、21世紀グローバル社会において、海外経験のない、外国語のできない人が国際化に生き残りをかける多くの企業から敬遠されるのは必至のことです。

とくに、今の大学の2年生(新春3年生)で海外体験やしかるべき語学資格(韓国語・中国語・英語)のない人は、自分の人生への危機意識を持って、2012年春季留学に積極的に出かけて下さい。グローバル時代に、大学時代を通して海外経験(短期プログラム・留学など)が一回もない人の履歴書・エントリシートは、「最悪の評価」を得るでしょう。別にこのプログラムでなくてもいいし、韓国、中国以外の国でもいいと思います。とにかく、海外に出て見聞を広め、履歴書に一行でも残すことです。

【募集ガイダンス・留学中の厳守事項・プログラムの趣旨・クラス編成について】

◆ソウル教育大学・IESA・JAISは、春季韓国留学プログラムで、「禁酒・禁煙・22時門限」の生活規則を厳守し、ハングル学習初心者でも、10日間の韓国語集中授業で「ハン検」3級、最低4級合格を目指す人を募集しています。

◆韓国語学習においては、出来る限り日本での個人の学習リズムを保たせて学習時間を確保するために、食事(朝・昼)は、徒歩5分距離の学食や外部業者からの出前を基本とします。また、韓国語クラスは、「一般大学クラス」とは別に、「女子大学クラス」を運営します。

◆男女宿舎は別棟になっています。各棟は、最先端のセキュリティーによって完璧に守られ、1階には24時間警備員が常駐するため、相互訪問は不可能です。連絡事項は、警備室を通して行うため時間がかかることがあります。緊急時には、近くのIESAstaffやソウル教育大学運営スタッフを通して、もしくは、直接指導教授の携帯に連絡下さい。

◆今回は、学習初心者で「初級クラス」、4級合格者で「中級クラス」、3級以上合格者で「上級クラス」を作り、それぞれ、初級「5級・4級」、中級「3級・準2級」、上級「準2級以上」の学習内容をもってクラス編成をします。

◆JAI・IESAとソウル教育大学が共同企画・運営している短期留学プログラムは、卒業後に国際舞台で通用する韓国語力の習得や韓国文化理解、国際ボランティア活動、ブログ・facebook・twitterなどのウェブを介した広報スキルを身に付けることを第1の目標としています。「楽しい交流」や「海外旅行」感覚での参加はご遠慮願います。

◆「禁酒」違反者には、真剣に勉強する他の参加者やプログラムへの深刻な悪影響を勘案し、40万円の違約金を請求します。

【東日本大震災被害地域の学生への奨学補助について】

◆宮城県・福島県・岩手県・茨城県所在の学校に在学する人は、JAI・ソウル教育大学が一人当たり10万円を補助します。ソウル教育大学到着後に、参加費10万円+運営会費1万円、計11万円を大学に直接納付して下さい。*往復航空券は各自購入となります。いろいろと大変だけど、一緒に前進しましょう。航空券の購入、集合については、お問い合わせ下さい。president@jai.or.jp(金範洙)

【協定校授業料減免・IESAstaff奨学補助について】



◆ソウル教育大学協定校、及びプログラム運営や韓国文化の取材・広報に協力する参加者(1回目参加・IESA研修会)には、航空券購入費として、参加費20万円から5万円を減免し、IESAstaff(2回目以上参加)には、さらに2万円の活動費を補助します。2012年春季ソウル教育大学プログラムのIESAスタッフ・リーダー1名(横国2年・樋口さん)は、20万円全額補助決定◆

2011年12月30日金曜日

〔2012年春季、海外留学へのお勧め〕JAI・IESA共同企画、韓国短期留学プログラム案内

【2011年夏季、ソウル教育大学韓国語・韓国文化短期留学プログラムの写真】

〔国立ソウル教育大学〕 SHIN HANG-GYUN総長(右)
の歓迎辞・特別講演(2011年8月9日)

ソウル教育大学が設定した入学審査を通って参加する学生への高い期待から、他のスケジュールを繰り上げて総長先生が入学式を主催・特別講演


日本の代表学生留学団への敬意を!

入学式には、ソウル教育大学の役員教授らも参席

正規の韓国語授業が終わったら、韓国語検定試験対策の勉強会が開かれます。第2回プログラムでは、文化活動・取材・広報活動へのミッションが多く、授業内容を初級クラス(ハングルを初めて学ぶ人・学習歴3が月程度)ハングル能力検定試験4級、中級クラス(韓国語学習歴1年程度)3級という、若干低めの設定にしました。

まだ全員の確認は取れていませんが、約2か月後の2011年11月施行のハングル能力検定試験では、初級クラス全員(受験者)が3級、4級(多数)、5級合格、中級クラスは全員3級以上に合格した模様です。2012年春季プログラムでは、文化体験・旅行を減らし、さらに韓国語授業を強化しました。

大学の第2外国語として韓国語を勉強したとしても(週1コマ)、1年修了時にハングル能力検定試験の4級レベル(最低値として・・)に達していない人は、学習方法を見直さなければなりません。